江戸時代、水質に恵まれない鎌倉の土地において、質の良い水が湧き出す井戸は貴重な水源でした。鎌倉十井(かまくらじっせい)とは、水質も良く美味で、伝説やいわれが残る鎌倉を代表する十の井戸です。
泉ノ井(いずみのい):扇ヶ谷
扇ノ井(おうぎのい):個人宅地内(扇ヶ谷)
甘露ノ井(かんろのい):浄智寺(山ノ内)
鉄ノ井(くろがねのい):小町通り
底脱ノ井(そこぬけのい):海蔵寺(扇ヶ谷)
銚子ノ井(ちょうしのい):長勝寺(名越)別名「石ノ井」
瓶ノ井(つるべのい):明月院(山ノ内)別名「甕ノ井」
星ノ井(ほしのい):極楽寺切通 別名「星月ノ井」
棟立ノ井(むなたてのい):覚園寺(二階堂)別名「破風ノ井」
六角ノ井(ろっかくのい):材木座 別名「矢の根ノ井」