源義朝

源義朝(みなもとのよしとも)
生没年:1123-1160

河内源氏の六代目、父は源為義。1144年、在庁官人らと共謀して大庭御厨に侵入します。大庭御厨とは伊勢神宮の所領で、今の藤沢市、茅ヶ崎市一帯にあたります。義朝は「鎌倉の楯」(今の壽福寺付近)を本拠地として東国にその勢力を広げました。1156年、保元の乱では,後白河天皇方につき、平清盛とともに勝利に貢献します。1159年、藤原信頼と組んで平治の乱を起こしましたが、敗北し、翌年、尾張で殺されます。壽福寺は、義朝の屋敷跡に建てられたと伝えられています。

 

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